【カンパニーより】ある日のオフィス with 青柳さん
こんばんは! お疲れさまです(*^^*)
青柳さん×有明製薬の女子社員 的設定のミニドラマ、早速始動します!!(笑)
私の拙い想像ではありますが、楽しんで頂けると幸いですm(__)m。
「あぁ、疲れた…」
休憩室で伸びをすると、思わずため息が出る。
(最近、残業ばっかり…)
この時期はいつもそうだと分かっていても、窓から見えるネオンに輝く夜の街を見ているとなんだか寂しいような感覚に悩まされる。
「あ、月丘さん。お疲れさま」
「青柳さん!」
振り向くとそこには、総務課の青柳さんがいた。手にビニール袋を下げている。
「お買い物…ですか?」
「うん。お腹空いちゃったから、そこのコンビニで夜食を。月丘さんはどうしたの、残業?」
「はい。まぁそんな所です。…青柳さんもお疲れさまです」
「ありがとう。年度末だからやっぱり大変だよね。…そうだ」
青柳さんはポケットから小銭を出して自販機のボタンを押した。ゴトン、と少し大きな音が鳴る。そしてそっとー
「はい、どうぞ。カフェオレ好き?」
青柳さんの優しい微笑みが、心に染み渡る。
「はい、大好きです! ありがとうございます!」
「いえいえ。…毎日、お疲れさま。いつも頑張ってるの、知ってるよ」
「青柳さん…」
「あ、そうだ。なんかコンビニで新商品のお菓子売ってたからあげる。…他の子には内緒ね?」
その笑顔はカフェオレよりも甘くて、人を虜にするー
そのうっとりするような感覚に、私はいつまでも浸っていた。