Dreaming Moon-夢見る月-

すみれ色の世界を愛でながら、しばし夢に浸る…素敵な時間、届けます!!

【BADDY】ラストのデュエットダンスから見えるもの

こんばんは。

今日は「BADDY」デュエットダンスから感じた思いをまとめてみたいと思います。

善と悪。互いに相容れない存在。
相容れない存在でありながら、互いに持っていない魅力がふたりを引き合わせた。
善は、悪の自由奔放さに。
悪は、善の真っ直ぐさに。
反発しながらも惹かれていく自らの心を不思議に思い「何故か」と何度も問いかけたが、答えは分からない。
分かっているのは、互いに強く惹かれあっていることだけ…

そしてふたりは体ひとつ、真っ向から対峙する。
まるで剥き出しの心をさらけ出すように。
善は悪を説き伏せようとし、悪は善を引き入れようとする。
心と心がぶつかり合って、ふたりにしかわからない血が流れる。それはまるで互いの命をぶつけ合うようでもある。
互いに命尽きようとしたのを感じたのか、悪は言う。
「この先はひとりで行く。お前はお前の道を行け」
しかし、善は首を縦には降らない。
「ひとりで行くなんて、よくそんな勝手な事が言えるわね。ひとりでなんて絶対に行かせない。あなたに向き合うのが、わたしの使命でもあり任務なの」
相容れないふたりだが、自らのプライドをかけて向き合う熱い心は互いに持っていることに気づいた。
…ずっと「違う」と思っていた。けれども、根はきっと「同じ」だった。
果てる前に、ようやくその事がわかった。
そして互いに、どちらからともなく命をわけあう。
決して惹かれあうことはないふたりがひとつに混ざりあい、抱きあう。
たとえ行き着く所は地獄だとしても、もう離れることはできない。そう誓って、ふたりは口づけをした…。

…長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
ストーリー性を感じるデュエットダンスが大好きなので、熱くなってしまいました(笑)
DVDでもじっくり見たいと思います!!(*^^*)